あの夏の日に

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もう30年以上も前のことになります。
そのころ、車につけるパーソナル無線が流行り、友人や出先での地元の人、トラックの長距離ドライバーなどと交信しては
時間を無駄に過ごしていました。(いま考えれば・・・)
でもこれが、その時代の先端の遊びだった時期がありました。
中には女の子のドライバーもおり、ちょうどインターネットで知り合い、オフ会と称して、二人で会うように密会もしま
した。顔も知らない人と話が出来、交流がもてるというのは、いまの時代も変わらぬ、感動と興奮がありました。
ある夜、仲間と交信しながら、走っておりました。仲間の一人に親友の生田目がおり、ちょうどいま彼女を迎えに行く所
と聞きました。
実は生田目の彼女は、当時俺が付き合っていた彼女の親友だったのです、いわゆるグループ交際からの始まりでした。
何度もグループで行き来していたので、彼女の家に近い場所を走っていた俺が迎えに行って、連れて来ることを俺が
提案し、『それじゃ・・・』と言う生田目の同意もあったので、俺が迎えに行きました。
彼女が居るかいないか、確認をしていないと言うことだったのですが、もうすぐ彼女の家につく・・・と言うことで
生田目から電話せずに、俺が呼び出す・・・と言うことになりました。
そのときはなにもたくらんではいなかったのですが・・・・・
夏の夜、突然の呼び出しに、あわてて出てきた彼女早枝子は、短パンにタンクトップ 風呂上がりで素足にサンダルと言う
何とも危険な姿でした。
彼女を迎えて、戻ってきた車の中では、生田目がしきりに俺と彼女の名前を呼んでいました。
『いつもどんな事してるの?』と言う彼女の問いに、『しばらく聞いていれば・・・』と答え、無線の中の生田目に向かっ
て、次の瞬間『早枝子出かけてるって・・・』と答えました。
キョトンとし『どうして・・・?』と言う彼女に『この方がいつもの会話が聞けるよ・・・』と促し、人気の少ない道に
車を止め、他愛もない会話をいつものように続けていました。
会話の中に、いつの間にか数人が入ってきて、俺と早枝子はすっかり聞き役に回されました。
当然2人の会話も途切れがちになり、目に入ってくるのは、月明かりに照らせれた早枝子の白く長い二本の素足でした。
時々呼ばれる無線には、真剣に答える事が出来ない状態まで何か緊迫したものが漂う車内です。
何か彼女の期待していた会話の内容とだいぶ違う様子で『これなにが面白いの・・?』と言われたので、生田目に対して
いきなり、『早枝子とどうなってるんだ・・・』と聞くと、早々に彼女自慢に走る生田目・・・・
最初はそれで彼女も喜んでいたが、エスカレートのあまり、ここに彼女が居ることも知らずに、『胸の感度がいいとか、
あの時の声がたまらない・・・』とか、挑発的なことを語りはじめた。早枝子は、顔を上気させあわてた様子。
無線で話しかける生田目を無視し、今度は直接聞いてみる。
『へぇ 意外だなぁ 早枝子結構激しいんだ・・・』冗談半分で肩に腕を回しながら・・・
はじめは冗談はやめて・・・みたいなそぶりを見せたものの、本気でいやがっていない・・・・と直感した俺は、今度は
風呂上がりの早枝子のシャンプーの香りが漂う髪に顔を肩越しに埋めてみる。抵抗しない。耳を愛撫し首筋から胸元に舌を
這わせたところで、ブラもつけていないことに初めて気づく。
胸に手を合わせ、乳首をもてあそんでいると、無線から生田目の声が・・・・
早枝子も一瞬俺の手を払いのけるが、俺は止められない。早枝子も同じだった。
スラッと延びた魅力的な脚に手を延ばし、その付け根に指が到達したときには、もうすっかり潤っていた。
ヌルっとした感触と同時に、『イャッ!』と抵抗する早枝子。
無線では生田目が『どうした? 青木?』と俺を呼んでいる。答える事は出来ない。その間にも、タンクトップの裾から
手を伸ばし、胸をまさぐる。シャツをめくりあげ露わにさらけ出された乳房に舌を這わせる。乳輪から乳首にかけて全体が
とがった様な形の乳房。生田目の話は嘘じゃなかった。早枝子は俺の舌が乳首の上を通過する度に『感じてる』
『気持ちいい』と言う喘ぎ声を上げていた。
短パンにもパンティにも指がかかる頃には、早枝子の指もいつの間にか俺のいきり立ったJrを弄んでいた。
真夏の夜、月明かりの中で、友人の彼女を車の中でスピーカーから聞こえるその友人の声を聞きながら犯す。
彼女もきっと変に興奮していたのだろう。激しいセックスの間ずっと話しかけていた生田目に悪いと思いながらも
止めたれなかった俺は、野獣でした。そして早枝子もまた、ただの野獣でした。
それから五年後に生田目と早枝子は結婚したと聞きました。
あれ以来二人とも会っていません

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