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戴帽式

この記事を読むのに必要な時間は約2分51秒です。

看護学校の教員をしていて、とりわけ心に残るもの……。
それは、何といっても、1年生の11月頃におこなわれる
「戴帽式」でしょう。ご存じの方も多いと思うので説明は
省きますが、要するに看護婦としての第一歩を踏み出すた
めの、制帽(ナースキャップ)を授与されるという儀式で
す。
しかし、これはもう信じられないくらい感動的なセレ
モニーで、キャンドル・サービスをはじめとして、ナイチ
ンゲール誓詞の朗読などが、暗いホールの中でおごそかに
進行してゆき、自分の名前が呼ばれ、キャップを与えられ
ると、どの学生も一様に両の眸から大粒の涙を流します。

その涙の筋が、手に持ったキャンドルに照らされてきらき
らと光り、ふだんは快活な学生たちもひとしく天使のよう
な聖なる風貌に変わって行き、上気した頬がこの世のもの
とは思えぬほどの美しさを醸し出します。着任1年目では
じめてこの式に参列した私は、あまりの感動に滂沱の涙を
流しました。右の列の後方に、恵子の姿が見えます。恵子
はまるで普段とは別人のような神々しさで、純粋そのもの
の澄み切った眼を涙で溢れさせて、先輩の拍手を受けてい
ました。
式が終わったあとも感動に打ち震え泣き続ける恵
子を、私はまず教師として深く抱きしめました。
続いて行われる祝賀パーティーの会場へ皆が移動する途中、
私は人目を盗んで、恵子の手を取り、駐車場の方へ導いて私の車
に乗せると、ほんの500メートルほど先にあるラブホテ
ルへ、全速力で駆け込みました。
そしていまだ感激の余韻
の中で、冒しがたい聖なる雰囲気を漂わせている恵子を、
制服・制帽のままベッドに押し倒し、尻に手を回してパン
ティだけをすばやく抜き取り、腿を高々と上げさせて陰裂
を剥き出しにし、私の罪深い肉茎の先端をあてがうと、何
の迷いもなく、一気に突き込みました。入学から半年の間
私のものを受け入れ続けてきた肉鞘は、ほとんど抵抗もな
なく、するりと私を飲み込みます。戴帽式の厳粛な雰囲気
によって、限りないくらい高められた清浄なナースの聖域
を、担任の教師である自分の肉茎で思うさま蹂躙して汚し
まくるその行為は、私を気も狂わんばかりに興奮させまし
た。
恵子は聖母のような面差しを変えることなく、眼をと
ろんとさせ、半開きの唇から甘い息を吐き続けながら、私
の抽送を受けています。さきほど授与された純白のキャッ
プ、そして水色の制服の上に白いエプロンをつけたままで、
赤黒い陰部と周囲の発毛だけをあからさまにさらけ出しな
がら私に犯されている19歳の看護学生の姿は、「白衣フ
ェチ」ではない私でも、思わず見とれてしまうほど刺激的
なものでした。
限界が近づくと、私はわざと抽送を遅らせ、
キャップをとめる赤いピンに手をかけると、新品の真っ白
な制帽をはずして、恵子が長い髪を束ねて収めていた部分
を上に向け、さきほど恵子が捧げ持っていたキャンドル立
てのように、自分の両手に戴いたまま、再び大腰を使いま
した。
そしていよいよ限界が来ると、私はぼたぼたと精を
漏らしながら恵子から抜き、恵子の制帽の内側を亀頭の前
にあてがって、思い切り噴射しました。
液の一部は制服の
裾を汚し、ストッキングにも卑猥な染みを作ります。私は
さらに、精液と淫水にまみれた自分の汚ならしいペニスを、
わずか十分ほど前、ナイチンゲールの誓いの言葉を口にし
たばかりの、恵子の聖なる唇でゆっくりと清めさせ、この
淫虐の行為のフィニッシュを迎えました。
私はよっぽど、
ふだん、自分で習慣にしているように、恵子の制服を剥い
で胸をむき出しにし、つけているブラジャーを奪ってペニ
スに巻きつけ、思い切り自分のフェティッシュを満足させ
ようとも思いました。
しかし、この、聖なる儀式、戴帽式
の今日だけは、恵子を裸にせず、俗っぽいキスさえも交わ
さないままに、白衣の天使になったあかしの崇高な姿のま
まで存分に辱めることが、自分の看護教員としてのつとめ
だと考え、今度は、前に手をつかせた後背位の姿勢から、
再び恵子に挑みかかってゆきました。
祝賀パーティーの盛り上がっている会場に、制服とキャップから淫臭を強く漂
わせる恵子と私とが、少々時間をずらして到着したのは、約1時間後のことでした。

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